Monday, September 13, 2010

Calcium

発汗と尿と便とカルシウム
体内のカルシウムは、運動時や暑さによる大量発汗、水の飲みすぎなどでお手洗いに頻繁に行くことにより、大量流出が引き起こされます。
汗からは一日あたり30mg~150mg。尿や便からは150mg~250mgものカルシウムが体内から排出されてしまうのです。
スポーツをなさっている方は、より意識してカルシウムを摂るようにしましょう。

>" width="18" height="24" align="absmiddle">足のつりとカルシウム
人体は、血中カルシウム濃度が不足すると、血中カルシウム濃度を一定の量に保とうとするため、骨からカルシウムを取り出し補充します。
しかし、骨より取り出されたカルシウムは体内へ必要以上に流れ出てしまうため、余分なカルシウムが筋肉細胞内におされ、筋肉が収縮し痙攣として表れます。これが足がつる原因になるのです。
特に夏になるとよく足がつってしまう方は、カルシウム不足にならないようにしっかりカルシウムを摂っていきましょう。

>" width="18" height="24" align="absmiddle">寝つきの悪さとカルシウム
夏の暑い夜はイライラしてなかなか寝つけないことがあります。それは、血液中に一定の濃度で含まれているカルシウム濃度が減少すると神経がうまく働かなくなり、神経や感情のコントロールがみだれ、イライラの原因となります。
前述のように、夏の時期は水の飲みすぎ等による大量の尿の排出や発汗により、カルシウムが体外に流出し、不足してしまうことが原因のひとつとして考えられます。
実はカルシウムには“自然の精神安定剤”といわれるほど、精神の異常興奮を抑える働きがあります。
寝る前にもカルシウムをしっかり摂って、快適な睡眠を心がけましょう。

>" width="18" height="24" align="absmiddle">夏バテとカルシウム
夏バテは、身体がだるい、疲れやすいといった症状が現われる夏限定の慢性疲労のひとつです。暑くなり、体温が上昇すると汗をかいて体温を調節します。
しかし先ほどお話したように、汗をたくさんかき過ぎると水分不足やカルシウムなど多種にわたるミネラルのバランスが崩れて、夏バテの症状を引き起こす原因になるのです。
夏風邪も夏バテになると、いとも簡単になってしまいます。
夏を元気に乗り切るためにも、体内カルシウムが足りなくならないようにカルシウムをしっかり摂っていきましょう。

No comments:

Post a Comment