Monday, May 21, 2012

Fwd: YOMIURI ONLINE(読売新聞)北海道版に紹介記事が掲載されました。

皆様!
 このたび、読売新聞・北海道支局よりインタビューを受け、その内容(ごく一部ですが)が
 5/12(日)に掲載されました。
 記事は「観光客誘致」の観点からハワイと北海道を比較したものです。
 <追記>
小生、現在、テニスサークルは東京2つ、名古屋6つに加入していますが、それぞれ、
合宿が決まり出し、5/26−27は名古屋組で木曽福島(単独)、6/8−9は東京組で軽井沢(女房同行)に出かけます。関東在住の方、軽井沢方面(26−27の前後)でお会い出来そうな方はいらっしゃいませんか?                              庄野
  ◆ 第2部 滞在型観光地に(2) : プロジェクト 北海道を元気に : 企画・連載 : 北海道発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
・記事内容
 冬の魅力 どうPR
  ハワイ・ホノルルでは1週間以上泊まると、1泊約1万2000円〜2万2000円程度で泊まれる長期滞在型ホテルもある(4月25日、「ワイキキ バニヤン」で) 
ハワイ「9泊10日」 北海道「2泊3日」
 二つの観光地を訪れる旅行客の一般的な日程には1週間も差がある。北海道に来る観光客は年間約595万人と、ハワイより約100万人少ないが、観光消費額(年間約1兆円)はほぼ同水準。観光客の宿泊数を延ばせば、北海道経済が潤うことは容易に想像できる。
石油会社に勤務していたときから長期休暇でハワイを訪れていた庄野泰輔さん(65)は退職後、名古屋に生活の拠点を置きながら、冬はハワイで過ごしている。今年は月1000ドル(約7・9万円)で部屋を借り、2か月にわたってゴルフやテニスを満喫した。費用は往復の航空運賃を含め50万円程度だった。
 庄野さんのようなシニア層に長期滞在をしてもらおうという動きは道内にもある。2008年度から始まった「ちょっと暮らし」では道内の市町村が1週間以上の滞在を前提に、1日500円で空き家を提供しているケースもある。10年度には道外の1199人が計100市町村に滞在した。
 その一つ、浦河町で昨年11月から暮らしている神奈川県湯河原町の梅田百合子さん(60)は、浦河町が用意した住宅に住む。国の補助金を使って建てた2LDKのオール電化住宅で、家賃は1か月6万円。今年10月まで居住する予定で「牧場を馬が闊歩(かっぽ)している景色を、窓越しに毎日楽しめる」と話す。町では長期滞在型住宅を9棟用意しており、年間の受け入れ数は57人、平均滞在日数は59・4日、道内の自治体別で最長になった。冬季にも19人、平均77・1日の滞在を実現している。
 町は、雪道を散策中にキタキツネと遭遇したことなど「冬の北海道だからこそ味わえる体験」を東京でPRし、冬季滞在の魅力を前面に押し出す。それが長期滞在者を集める大きな要因になっている。
 こうした成功例が全道に広がらないのは、冬季に滞在者が激減するため。10年度に「ちょっと暮らし」を経験した4分の3(905人)が4〜9月に集中している。
釧路市では宿泊施設の受け皿を増やして長期滞在を可能にしようと、3年前に研究会をスタート。これを受け、釧路全日空ホテルは6〜9月、1週間以上の滞在を対象に、宿泊料金を半額程度とするプランを設定した。11年は約30人が最長50泊した。ただ、「宿泊者が見込めない」(宿泊課)ため、冬季にはない。釧路プリンスホテルでは同様のプランを冬季にも用意しているが、利用者は夏場に集中している。
冬場に観光客が楽しめるメニューが不足しているから、長期間滞在できる宿泊施設も少なく、宿泊できないからメニューも用意されないというジレンマ。それを解消するには何が必要なのか。
ツーリズム・マーケティング研究所(東京)の篠崎宏主席研究員は指摘する。「雪や大自然、温泉を生かした観光メニューをもっと作った上で、積極的にPRしていく必要がある」
ハワイでは豊富な体験観光メニューに加え、豪華なリゾートホテルから自炊が可能なコンドミニアムまで、年間を通じて多様な宿泊施設を有し、分譲マンションのオーナーが週単位で観光客に部屋を貸すケースも定着している。このままでは日本人観光客の呼び込みで北海道をライバル視するハワイに、圧倒的な差をつけられかねない。(上杉洋司、写真も)(2012年5月12日  読売新聞)

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